食べたい!衝動/香りの利用

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グレープフルーツ

香りとダイエット

近年、ダイエットと香りの関連性についての様々な研究が発表されています。

中でもグレープフルーツの香りが体脂肪の燃焼を助けるとの研究報告があます。

その報告から転じて、ダイエットに効果的だとの意見が存在するようです。

美容や健康に関心の高い女性なら、一度は耳にしたことがあるかもしれません。

とても夢がありますが、その真相はどうなんでしょうか?

今回は個人的な考えと、香りの利用方法についてご紹介します。

本当に香りだけで痩せられる?

香りが自律神経に与える影響について、研究が行われています。

以前より健常者に比べ肥満者の交感神経活動は低下していることが知られていました。

ある研究、グレープフルーツの香りを嗅ぐことで交感神経活動が活発になるとともに胃の副交感神経が抑制されることが動物実験で示されたと報告されています。

これに基づき、人にも代謝促進での脂肪燃焼や食欲抑制につながる可能性があるとのモデルが提案されているようです。

(私は研究者ではなく、また論文の専門家ではないためこのような大雑把な説明であることご容赦ください。他にも多種多様な研究と報告が存在すると思います。)

私自身はもちろん、お客さまの様子や言葉からも、アロマセラピーが自律神経のバランス調整に影響を及ぼしている可能性を体感的に理解しています。

ですがいくら香りを嗅いだところで、食習慣が乱れていれば帳消しになると考えます。

アロマセラピストのくせに、香りに対する夢をブチ壊すような天邪鬼発言をしてガッカリさせてしまったらゴメンナサイ。

しかし、同じように考える現実的な女性は多いのではないでしょうか。

衝動的に間食したくなるシーン

意に反してついつい食べてしまうのはどのような時でしょうか。

様々なシーンがあると思いますが、私はストレスや疲れを感じる時に必要以上に食べたい衝動に駆られます。

最近、仕事中についついお菓子に手が伸びることが続きました。

オフィスの一角に大手菓子メーカーのミニコンビニコーナーがあり、100円〜200円でいつでも手軽に購入できるようになっています。

ご親切にPayPayなどでも支払い可能にしてくれており、手元に小銭が無くてもOK。

なのでおかきをポリポリしてストレス発散、チョコレートで糖分補給と、衝動的にやってしまいます。

食べている瞬間は幸せなのですが、後の食事が乱れたり、口内炎ができたり、罪悪感や後悔など、良いことは何一つありません。

こんな時にはドライフルーツやナッツなど、栄養価が高いものに代えることも一つですが、ここでグレープフルーツの香りを利用するのも効果的なのです。

ストレス性の食べたい衝動に利用価値あり

アロマセラピーのスクールで学んでいた当時、グレーフルルーツの香りには「βエンドルフィン」の分泌を促進させる可能性があると学びました。

これは「幸せホルモン」とも呼ばれる多幸感をもたらす神経物質で、食事の摂取時にも分泌されます。

食べることがストレス発散や幸せな気持ちになる現象にこの神経物質が関与しているのであれば、グレープフルーツの香りで代用することが可能なのではないか、と個人的な仮説を持ち試してみました。

日常的に食されるフルーツという点でも、代用に適しているの香りではないでしょうか。

ただ闇雲に我慢し、ストレスを溜めてしまうのを避けるには効果的で良い方法だと感じています。

グレープフルーツ精油 ワンポイント

すっきりとした甘さと苦さと持ち合わせたグレープフルーツの香りは気持ちを切り替えるリフレッシュ効果もありますから、ダイエットに関わらず、仕事に、家事に、介護や子育てに疲れた時にピッタリの香りだと思います。

専門店ではグレープフルーツ精油に「ホワイト」「ピンク」「レッド」と種類を取り揃えているところもあります。

この色の違いはスーパーに並んでいるフルーツそのものでもお馴染みですよね。

精油での香りの違いは「甘さ」ですので、ご自身の嗅覚で試してみてください。

お会いした時に、香りの好みや感想をお聞かせいただければ嬉しいです。

ぜひ、日常にアロマセラピーを取り入れて楽しんでくださいね!

当ホームページでは薬機法に基づく規制に従い、精油やアロマセラピーの医薬品的な効能や効果を謳うことはしていません。

アロマセラピーに関する情報は、リラクゼーションや気分転換のための参考としてご覧ください。

健康に関する問題がある場合は、専門の医師や薬剤師にご相談ください

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